こんにちは~
すっかり寒くなってきましたね。
農家の冬はやっと少しほっこりできる嬉しい季節です。。
そして、あったかーいお茶と美味しーいスイーツが恋しくなる季節でもあります。
今日は「みりんスイーツと発酵食」minamoto食堂の田辺まほさんから教わったスペシャルなスイーツ・タルトのレシピをご紹介します。
この冬は巣ごもりの方も多いとおもいますので、ぜひ作ってみてほしいです。
というか私もこの冬、絶対に作りたいレシピです。
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お米農家の極上スイーツ!
“玄米粉”と“のみりん”のアーモンドカスタードタルト(グルテンフリー・動物性不使用)
こちらのタルトでは、「のみりん」を煮詰めて、アルコールを飛ばした、「のみりんシロップ」を活用しています。まずは、のみりんシロップの作り方からご紹介します!
【のみりんシロップを作り方】
〈材料〉
〇のみりん 適量(のみりんシロップとして使いたい量の2倍量)
〈作り方〉
①小鍋にのみりんを入れて弱火にかけ、半量ほどになるまで煮詰める。
加熱前ののみりんの重量の半分より少し多いくらい(100g→60g前後)が目安です。
時間と手間と愛情を惜しみなくかけて、丹精込めて作られたお米から作られた、のみりんを煮詰めて、甘さがギュッと凝縮されたこのシロップのおいしさには、この上ない贅沢さを感じます。今回のスイーツ以外にも、シロップの代わりとして活用できるので、ぜひお試しください!
玄米粉とみりんのアーモンドカスタードタルト(グルテンフリー・動物性不使用)
〈材料〉18cmのタルト型1台分
【お米農家の玄米粉とのみりんのアーモンドタルト】
《玄米粉とのみりんのタルト生地》
A
○お米農家の玄米粉 80g
○アーモンドプードル 40g
○片栗粉 25g
○きび砂糖 10g
○塩 ひとつまみ
B
○ココナッツオイル 50g
○のみりんシロップ 50g
〈作り方〉
①オーブンを160度に予熱する。
②ボウルにAの粉類をすべて入れ、よく混ぜ合わせる。
③別の容器にBの液体類を合わせ、オイルとシロップを乳化させる。
④ ②と③を合わせ、よく混ぜ合わせる。
⑤生地をひとまとめにしてから、めん棒で生地を型の大きさに伸ばす。
⑥タルト型にはめ、生地の底全体にフォークで穴をあける。
⑦160度のオーブンで、10分空焼きする。その間にアーモンドクリームの生地を作る。
※アーモンドクリームなしのタルト台を焼く場合は、15分~20分焼いてください。
ポイント
〇お砂糖の量は、お好みで調整してください。
〇ココナッツオイルは、バターなどの他の油でも代用できます。固まっている場合は湯煎して液体に戻してからご使用ください。
〇タルト生地がうまくまとまらない場合は、ココナッツオイルを足して調整してください。
〇タルト生地のふくらみが気になる場合は、重りをして焼いてください。
玄米の香ばしい香りが生きた、タルト生地。のみりんの甘さでお砂糖は最小限に仕上げました。お米の味を大切に引き出したタルト生地は、クッキーとしてもお楽しみいただけます。
クッキーの場合は、生地をまとめて伸ばしたら、お好みの型で型抜きをして、160度のオーブンで15分~20分焼いてください。
《のみりん香る!アーモンドクリーム生地》
〈材料〉18cmのタルト型1台分
A
〇アーモンドプードル 60g
〇お米農家の玄米粉 20g
〇きび砂糖 25g
〇ベーキングパウダー 小さじ1/2
B
〇豆乳 40g
〇ココナッツオイル 30g
〇のみりん 小さじ2
〇バニラオイル お好みで
〈作り方〉
①オーブンを170度に予熱する。
②ボウルにAをすべて入れ、よく混ぜ合わせる。
③ボウルにBをすべて入れ、よく混ぜ合わせる。
④②に③を加えてよく混ぜ合わせ、のみりんと、お好みでバニラオイルを加え、よく混ぜる。
⑤空焼きしたタルト型にクリームを入れて表面をならし、170度のオーブンで15分~20分焼く。
ポイント
〇お砂糖の量は、お好みで調整してください。
〇ココナッツオイルは、バターなどの他の油でも代用できます。固まっている場合は湯煎して液体に戻してからご使用ください。
〇豆乳は牛乳にも代用できます。
〇焼き時間はオーブンによって調整してください。
タルトをリッチに仕上げてくれるアーモンドクリーム。薄力粉の代わりに玄米粉、洋酒のかわりにのみりんを使用して作りました。アーモンドの風味と玄米の香ばしさがマッチして、ふんわり香るのみりんの香りもとてもいいアクセントに!素材それぞれが生きたアーモンドタルトになりました。このタルトにカスタードをのせて、アーモンドカスタードタルトを完成させていきます!
【玄米粉とみりんのveganカスタード】
〈材料〉作りやすい分量
A
○お米農家の玄米粉 大さじ2(約15g)
○きび砂糖 大さじ1(約10g)
○きなこ 小さじ1(約2.5g)
○のみりんシロップ 大さじ1(約15g)
○ココナッツオイル 大さじ1(約13g)
〇塩麹(塩) 小さじ1/2(ふたつまみ~)
〇豆乳 100g~120g
〇のみりん 小さじ1/2
〇バニラオイル 適量
〈作り方〉
①鍋にAをすべて入れ、ダマがなくなり、なめらかになるまでよく混ぜ合わせる。
②豆乳を少しずつ加えて、よく混ぜ合わせる。
③鍋を中火にかけ、とろみがつくまで、木べらで混ぜながら加熱する。
④フツフツと沸騰してきたら火を弱め、3分加熱する。
⑤火からおろして粗熱が取れたら、風味付けののみりんと、バニラオイルを加えて混ぜる。
⑥容器にうつしてラップをし、冷蔵庫で冷やす。
ポイント
〇甘さが足りない場合は、お砂糖を足してお好みに調整してください。
〇ココナッツオイルが冷えて固まる性質を利用してクリームを固めるので、他のオイルでの代用はできません。
〇クリームの固さは、豆乳の量でお好みに調整してください。
〇豆乳は牛乳でも代用できます。
〇ダマになるのを防ぐため、必ず混ぜながら加熱をしてください。
〇アルコールが気になる場合は、④でのみりんを加えて、加熱してください。
玄米粉とのみりんでつくる、vegan仕様のカスタードクリームには、みりんと相性の良いきな粉を少しプラスしました。どこか懐かしい、和風のおいしいカスタードクリームになっています。アーモンドタルトの生地に、冷やしたカスタードクリームをのせて、おこのみのフルーツを盛り付けてお楽しみください。
たっぷりとのせたいところですが、フルーツをのせてカットすると、崩れてしまいやすくなるので、少しうすめにのせるのがおすすめです。余ったカスタードは、パンに塗ったり、クレープやパフェなどのスイーツにしたりしてお楽しみくださいね。
今回はりんごのコンポートで、りんごのカスタードタルトを作りました。
今回はりんごでしたが、他のフルーツでもOK!今の季節は柿などもおすすめです。
きな粉風味の和テイストなので、バナナやいちじくなども相性がいいかなと思います。お好みのフルーツを盛り付けて、お楽しみください♪
最後にりんごのコンポートのレシピもご紹介します。参考にしていただけたら嬉しいです。
【りんごのみりんコンポート】
〈材料〉
〇りんご 1個(約250g)
〇のみりん 30g
〇塩 ひとつまみ
〇シナモン お好みで
〈作り方〉
- りんごは芯をとり、16等分のくし形に切る。
- 鍋に材料をすべて入れて弱火にかけ、水分がなくなるまで煮詰める。
カスタードタルトに、可愛く並べて盛り付けたら、おいしいりんごのカスタードタルトの出来上がり!水分が多い場合は、水気を少しふき取ってから盛り付けてください。
「みりんスイーツと発酵食」minamoto食堂 田辺真帆
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0761-55-0668までお願いします。
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。