こんにちは~
加賀丸いも生産者の岡元です!
11月になり上旬は天気に恵まれて、「加賀丸いも」の収穫が進んでいます。
「おいしい美味しい加賀丸いも」
今がまさに旬です。
いよいよフレッシュな丸いもを食べられる時期が来てうれしーーーい(^^♪
私達生産者は、普段は販売できない傷ついた丸いもや、ボコボコの丸いもを食べるのですが…
形はどうであれ、もちろん、おいしさも栄養価も変わりません。
生のとろろは、プロの料理人もうなるおいしさです。
濃厚で風味が抜群、独特のあまみも特徴的なのですが、蒸したり、焼いたり、いろいろな食べ方ができる「加賀丸いも」は、本当に便利な食材です。
面白いことに、加賀丸いもは生で食べるのと、加熱して食べるのでは、とれる栄養素が少しかわることがわかっています。
(注★これは山の芋のなかでもつくね芋の類です・・長いもだと栄養価はかわってきます)
基本的にはタンパク質。
そして、カリウム・マグネシウムなどミネラル成分も多く含まれています。
他に食物繊維もありますので、とてもヘルシーな野菜なのです。
そして、芋類の中では珍しく生で食べることができます。
生で食べれば消化酵素がたっぷりとれて効果的です。
消化酵素は熱には弱いのですが、加熱すると食感が大きく変わり違いを楽しむことができます。
私は一つの丸いもを生で食べる分と加熱して食べる2種類をつくります。
生ならすりおろしたとろろか、スライスしたもの。残り半分は煮るか焼くことが多いです。
加熱すると酵素は少なくなりますが、もっちりとした食感もおつなものです。
とろーり、シャキシャキ感、またはふんわりもっちり感を味わうかは、その日によってお好みです。
生産量が限られていて市場にあまり出回らない野菜なので、
「どうやって食べるのがおいしいですか?」とよく聞かれます。
今日は最近のお気に入りシャキシャキ感を味わう簡単レシピをご紹介したいと思います。
「加賀丸いもしりしり」
大根の細切り用スライサーを使って、丸いもを千切りにするだけで、すりおろすとろろよりラクで、かさ増しになります。
これだけで、みそ汁の具にもなりますし、あえ物や酢の物にもつかえてとても便利です。
しかも、とろーり食感と、シャキシャキ食感が同時に味わえるのです。
ここ最近の私は、サッパリ系がお好みなのですし酢をまぜてシンプルにいただくことが多いのですが、今夜はすし酢に加えて、たらこを混ぜてみました。
んんーー!
いける(^^♪ たらこ好きな方でしたら間違いなくいけます。
これ、応用編として梅干し和えもいいかも。。
妄想がどんどん進む食いしん坊の私です (^^♪(笑)
加賀丸いもは独特な風味と甘みがありますが、くせがなくて万能な食材です。
アイデア次第で、どんどん広がっていきますよ♬
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江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。