加賀丸いも栽培について(発芽期編)加賀丸いものたねいもを植え付けてから3か月たちましたが、ようやく発芽期に入る岡元農場です。
今年、加賀丸いも栽培に挑戦している方々からお問合せを数件いただいております。ありがとうございます!
「まだ芽がでないのですが…」とか、「これは親芋はどうなりますか?」とか様々なご質問があります。
ということで、加賀丸いもの栽培について少しご紹介させていただきます。
6月になりました。爽やかな日が続いていましたが、これからは梅雨に向かいます。まだ、発芽していなくても大丈夫です。安心してください。
おかもと農場でもまだわずかしか発芽していません。これからの降雨ごとに芽が動き始めます。
そして、梅雨入りの前後には発芽しますので、どうぞもうしばらく待っていてください。
どうしても心配でしたらそっと種芋ほりだして確認してみてください。腐っていなければ大丈夫です。
たねいもの養分を使って新芽がでて、ツルが伸び葉が茂り光合成します。
そして、たねいもの横に新しく子いもができるので、親芋はなくなります。里芋のように親芋は残りません。
丸いもの芽は茶色です。↑先端はアスパラのようです。一つの種いもから一本だけ芽がでます。
先端がとても柔らかいため害虫にかじられることがあります。害虫にやられてもまた、わきから新しい芽がでますが、その分生育が遅れてしまいます。
なので、発芽期のこの時期は根切り虫やナメクジなどの対策もおすすめしたいです。
そして、発芽後は気温が上がるとぐんぐんとツル状に茎が伸びて、葉が茂ってきます。(6月後半から8月前半)
ですから、うちの農場ではこの時期このツルの誘引の準備のために支柱たてをします。(下の写真↓)
台風のシーズンも耐えて、10月後半の収穫期までもつように一本一本しっかりと畝にたてつけます。
たてつけた支柱に紐をはり棚を作ります。
そして、この時期は施肥もします。(チッソ、リン酸、カリ等)茎と葉のためです。
この後、7月後半から8月にかけては、丸いも肥大化のための施肥もします。
また続きは次回に!
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