お盆明けからずっと稲刈りモードで、稲の圃場ばかりを行ったり来たりしてバタバタしておりました。
が、加賀丸いもを訪ねて今朝一番のお客様は小学3年生とその親御さん。
毎年のことですが、3年生は加賀丸いもの植付けから収穫、食べるところまでの学習をしていて、夏休み期間は観察の宿題があります。
子供たちは、学校から畑までいつも歩いてくるのですが、自分の家からだとは畑の場所がよくわからないのです。
それで、毎年数名の子供が保護者の方と来られます。
「丸いもの畑はどこですか?」「丸いもの花は咲いているんですか?」など聞かれるので、畑まで一緒に行ってご案内します。
皆さん地元の方ですが、大人の方でも「加賀丸いも」は知っていてもどこにどんな畑があるのか、あまり知られていないのです。
そして、皆さん驚かれます。「へぇ---!これが丸いもの畑なんですか!!」「全然知らなかったなぁ~」
宿題無事におわるといいですね。
子供たちより大人の方が、ある意味関心をもって観察してくださったりしますので、こちらもなんだかうれしくなります。
宿題では、丸いもの花を見つけないといけないのですが、これがなかなか難しいのです。
丸いもには、7月半ばから花がつきますが8月中旬にはおわってしまうので、夏休み後半にはもう花らしいものはないのです。ちなみに2枚目の画像に見える粒々が花の後です。
そして、花がついている時期でも花びらがないので花という認識をするのがむずかしいのです。
大人でも説明されなければわからないですよね。
でも、丸いもをきっかけに親子の会話が増えたり一緒に考える時間があるとなれば、生産者としてはうれしい限りです。
おうちに帰られて、頑張ってきろくできたかな?
宿題ぜんぶ無事におわりますように。
保護者の方がた、ご協力ありがとうございました!
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。