岡元農場では、梅雨の期間は少々の雨でもスタッフ全員レインウエアを着て丸いもの誘引作業をします。
雨が降るとツルがどんどん伸びて、あっというまに雑草もジャングル化しますので、この時期は頑張ないとけせん。
ご覧のとおり畝間には雨水がたまっているので、足元も非常に悪いです。ぬかるんでいるので、歩くのも大変です。
全身ベタベタになるけれど、涼しくて案外気持ちいいです。快晴の炎天下よりも作業はすすみます。
一つ難なのが、丸いものツルが折れやすいことです。水分をたっぷり含んだツルは、注意しないとすぐに折れてしまいます。折れてもまた新しい茎はでてきますが、生育が数日遅れてしまうので、雨天時は特に慎重に作業します。
支柱と紐で作られたこの棚は「加賀丸いも」栽培の大きな特徴です。晴れた日は、たねいもから出てきたツル状の茎が上へ上へと伸び、同時にハート♡の葉っぱが太陽の光をたくさんうけて光合成します。
それによって、新しい芋が土の中で作られ育っていくのです。
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。