お米に虫がついた時は・・
夏場にお問い合わせいただくことがあります。
「お米に虫がいっぱい (>_<)どうしたらいい?」
気持ち悪くて捨てたいけど、捨てるのは気が引けるしもったいない。
でも、そのままにしておくわけにもいかず…
わかります。その気持ち。
でも、食べられなくなるわけではないんです。

ぜひ、軒下の風通しのよいところにシートをひいて広げて下さい。
少し時間を見て中を数回かき混ぜてください。
この時目視できる虫は箸でもいいからつまみ出して取り除く。
お米につく虫は、お米の袋なんか簡単に穴開けていつの間にか入ってきます。
しかもその穴はとっても小さくて、目視では気づかないのです。
幼虫は白くってちょっと見つけづらいですが、成虫は蛾みたいに羽根がついています。
成虫も幼虫も光と風に弱いです。彼らは明るく爽やかなところが苦手なのです。
3時間ほど干して風を通せば、あとは清潔な袋、容器に入れて冷蔵庫で保存します。
唐辛子やニンニクを一緒に入れておくといいですね。(市販のお米用虫よけでも)
食べる前にいつもより少し回数を増やして洗いましょう。(浮いてくるのは流して捨てましょう)
成虫が産み付けた卵も混入していることがありますので、ザルで洗い卵は下に洗い流しましょう。
あとは気持ちの問題です。
虫はイヤ。薬もイヤ。といえば、米も野菜も食べられなくなります。
でも、虫がいたというだけで何となく食味が落ちてしまうので、そんなときは、もち米をいれて炊くとか、
★裏技ですが本みりんを大さじ1‐2杯いれて炊くとふっくらと炊き上がり旨みがましますので、お試しください。
余談ですが、夏場は麺類を食べることが増えますが、輸入小麦などは大量の薬剤が使用されていますので、注意が必要です。
話が脱線しそうなので、戻します。
国産米でも、市販のお米には大量の防虫薬がかけられていることが多いので、害虫はつきにくいのです。大手のスーパーやドラックストアなどで大量に安く売られているものは特に気をつけてくださいね。ブレンドのお米は何が混ざっているのかわからないのです。
農家の産直米はそんな薬をかけていないので、害虫が出るリスクがあるのかもしれません。
裏を返せば、特にこだわって有機肥料を使っているとか、農薬を減らして栽培しているお米などは、
それだけ安全なお米だという事なんですけどね。
どうしても「昼間外に広げる時間がない」とか「場所がない」とか言われる方は、コイン精米機にもっていって軽く精米機にかけて下さい。(これは最後の手段です。あまりおすすめしたくありません。なぜなら他に使った方が、どんなお米を精米したのかわからないからです。)
玄米より精米してからの方が虫が付きやすいので大量に精米のストックはせずに、夏場は1週間以内に食べきれる分のストックをおすすめします。お米は生鮮食品です。
6月ごろ、まだそんなに気温は上がっていなくても湿度があがってきます。お米は18度が最適の温度ですが、湿度が高くなると危険です。なんとなく心地よい季節になるころから、小分けして、すぐに食べない分は冷蔵庫に入れるか、早めに害虫対策しておきましょう。備えあれば憂いなしです!
私どものお米は、年間を通してお米専用の冷蔵庫で玄米保存しています。
精米はサービスとしてご注文をお受けしてから毎日精米してお届け(お渡し)しています。
夏場は毎日精米機を清掃してから精米しています。
追記2020.810
そろそろ新米の準備に取り掛かる時期になりましたが、新米になったから大丈夫ということもありません。
どこかに卵が付着していたりすることもあります。
キッチンはどうしても、湿度が高い場所ですからね。
美味しくご飯を食べていただきたい、お米農家おかもとからのお願いです。
追記2020.10.15
新米の販売開始しました!!ぜひこちらからどうぞ↓
https://store.shopping.yahoo.co.jp/okamotonojostore/
何卒よろしくお願いいたします!
岡元農場へのお問い合わせはこちらからどうぞ。

