こんにちは。岡元農場です。
今回は赤ちゃんのための離乳食レシピのご紹介です。
生後5~6ヶ月頃から離乳食がスタートします。
離乳食デビュー最初のメニューはやっぱりおかゆ!ですよね。
日本では赤ちゃんの頃からお米を食べますが、海外の赤ちゃんは何を食べるんでしょうか。
イタリアはパスタ…?パン…?
アメリカはコーンフレーク…?
海外の離乳食事情すごく気になります(^^)
日本では一般的に、一番初めに離乳食に使う食材はお米。
お米を作っているお米農家としては、自分たちで作ったお米を我が子に食べさせることができるのはとても嬉しいことです。
今回は、お米を使った「おかゆ」が赤ちゃんにとっていい理由とおかゆの作り方をご紹介します。
離乳食の「おかゆ」が赤ちゃんにとっていい理由
①消化がしやすい
おかゆはお米を煮ることで、水分を吸収して柔らかくなります。この柔らかさは赤ちゃんの未熟な消化器官にとって非常に優しく、消化がしやすくなります。また、水分を多く含むため、まだミルクと離乳食しか食べない赤ちゃんにとっての大事な水分補給になります。
②栄養を摂りやすい
おかゆにはお米の栄養素が含まれており、特にエネルギー源として重要な炭水化物が豊富です。そのほかにもタンパク質、ビタミン、ミネラル類などが含まれ、赤ちゃんの成長にとってとても大事な栄養となります。
③段階的に進めることができる
おかゆは、日本では一般的に離乳食の最初のステップとして使用されることが多いです。最初はシンプルなおかゆから始め、月齢や赤ちゃんの好みに合わせ硬さを段階的に調整したり、他の食材を取り入れたりと、段階的に離乳食を進めていくことができます。
④素材のバリエーションが豊富
おかゆはお米(白米)だけでなく、離乳食に適した他の素材(例:玄米)を使うこともでき、栄養のバリエーションを増やすことができます。
⑤食感と味の調整が簡単にできる
おかゆは調理方法によって食感や味を調整することができます。例えば、滑らかなペースト状にしたり、粒々感を残したりと、赤ちゃんの月齢や好みに合わせて調整することができます。
⑥アレンジが簡単にできる
おかゆにはお米の栄養が含まれていますが、赤ちゃんに必要な他の栄養素も同時に摂取できるように、また色んな味に慣れてもらうために野菜やタンパク質源などの食材を加え簡単にアレンジすることができます。
さてさて、
「離乳食づくり大変そう…。」
「市販品もいいけどおかゆくらいは手作り頑張りたい!」
そんな忙しいママ・パパでも簡単に作れる、基本のおかゆの作り方を月齢別にご紹介します。
炊いたご飯から作る!基本のおかゆの作り方
意外と簡単な、炊いたご飯から鍋で作る基本のおかゆレシピを月齢別にご紹介します。
①10倍粥の作り方(ゴックン期:離乳食初期5~6ヶ月頃)
【材料】 ご飯 30g
水 1カップ(200ml)
1.鍋に炊いたご飯と水を入れ、ご飯をほぐしながら中火にかける。
2.フツフツと煮立ったら弱火にし、蓋をずらして弱火で20分。
3.20分経ったら火を止め、蓋をして10分蒸らす。
4.すり鉢などですりつぶす。
5.完成!
離乳食開始の初日は、おかゆを炊いたときの上澄み液、重湯(おもゆ)でウォーミングアップでもOKです。
計量スプーンの小さじ1からスタートし、1日ずつお子様の様子を見ながら徐々に増やしていってください。
②7倍粥の作り方(モグモグ期:離乳食中期7~8ヶ月頃)
【材料】 ご飯 60g
水 1カップ(200ml)
1.鍋に炊いたご飯と水を入れ、ご飯をほぐしながら中火にかける。
2.フツフツと煮立ったら弱火にし、蓋をずらして弱火で20分。
3.20分経ったら火を止め、蓋をして10分蒸らす。
4.すり鉢などですりつぶす。
5.完成!
③5倍粥の作り方(カミカミ期:離乳食後期9~11ヶ月頃)
【材料】 ご飯 80g
水 160ml
1.鍋に炊いたご飯と水を入れ、ご飯をほぐしながら中火にかける。
2.フツフツと煮立ったら弱火にし、蓋をずらして弱火で10分。
3.10分経ったら火を止め、蓋をして10分蒸らす。
4.完成!
④軟飯の作り方(パックン期:離乳食完了期12~18ヶ月頃)
【材料】 ご飯 60g
水 80ml
1.鍋に炊いたご飯と水を入れ、ご飯をほぐしながら中火にかける。
2.フツフツと煮立ったら弱火にし、蓋をずらして弱火で5分。
3.5分経ったら火を止め、蓋をして10分蒸らす。
4.完成!
玄米粉から作る!おかゆの作り方
米粉からもおかゆは作れるんです!そしてとっても簡単。
さらに玄米粉は米粉に比べ、食物繊維、ビタミン、ミネラル等の栄養もとることができます。
ご飯から作るレシピと比べると、粉末から作るため、よりなめらかでクリームのような感じに仕上がります。
玄米粉から作る10倍粥の作り方をご紹介します。
①玄米粉から作る10倍粥の作り方
【材料】 玄米粉 大さじ1
水 大さじ5
1.鍋に玄米粉と水を入れ、よく混ぜながら弱火にかける。
2.ごく弱火にし、とろとろになるまで約2分ほど加熱する。
3.完成!
おかゆの冷凍方法・解凍方法
赤ちゃんの食べる量は少量のため、まとめて作ったおかゆは小分けにして冷凍保存するのがとても便利です。冷凍と解凍の仕方をご紹介します。
①おかゆの冷凍方法
1.おかゆができたら粗熱をとる。
2.清潔な製氷皿や離乳食用保存容器等に1食分ずつ入れ、フタをして冷凍する。
(フタがなければラップ等)
3.冷凍できたらフリージングバッグなどの保存用袋等に入れて保存する。
②おかゆの解凍方法
2.熱くなりすぎないよう10秒ずつ調整しながら加熱する。
おかゆのアレンジレシピ
赤ちゃんがもっと食べやすくなる、基本のおかゆにアレンジを加えた簡単でおいしいおかゆレシピをご紹介します。
①ミルク粥
【材料】10倍粥 大さじ2
粉ミルク(調乳したもの) 小さじ1
1.10倍粥に調乳した粉ミルクを加えて混ぜる。
2.完成!
②かぼちゃ粥
甘くてビタミンやカロテンなど栄養豊富なかぼちゃ。加熱すると潰しやすく、離乳食に使いやすい食材です。
【材料】10倍粥 大さじ2
かぼちゃ 10g
1.かぼちゃは皮をむき種とわたをとり、1cm角に切る。
2.耐熱容器に1と水を入れ、ふんわりラップをかけて加熱する。
(目安:600Wで40秒)
3.熱いうちにすり鉢等ですりつぶす。
4.10倍粥と混ぜる。
5.完成!
③しらす粥
タンパク源として積極的に取り入れたいお魚。そのままだと食べづらい赤ちゃんも、おかゆと一緒だとより食べやすくなります。
【材料】10倍粥 大さじ2
しらす 5g
1.ボウルにしらすを入れ熱湯を注ぎ、2分放置する。
2.茶こしなどで1を湯切りし、そこに再び熱湯をかける。
3.すり鉢等でなめらかになるまでつぶす。
4.完成!
離乳食のおかゆにおすすめなお米・玄米粉
離乳食のおかゆレシピいかがだったでしょうか。
「野菜・魚など好き嫌いがあってあまり食べてくれない…」
「色々作ったのに食べてくれず残ってしまう;;」
そんな赤ちゃんにもおかゆなら食べやすかったり、
ママ・パパもとりあえずおかゆで練習!と思えば離乳食がラクに楽しく進められそうですよね。
厳選プレミアム米(特別栽培米)
離乳食スタートから毎日食べるものだから、
赤ちゃんにはできるだけ安心なものを食べさせたいですよね。
離乳食のおかゆには「厳選プレミアム米(特別栽培米)」がおすすめです。
岡元農場で育てている「厳選プレミアム米(特別栽培米)」は、
100%有機肥料を使用しており、化学肥料は不使用です。
また、慣行栽培比で50%以上農薬削減しています。
そのため、赤ちゃんにも安心して食べていただくことができます。
下記では厳選プレミアム米(特別栽培米)についてより詳しくご紹介しています。
お米農家が自信をもっておすすめするお米、ぜひ一度ご家族みなさまでご賞味ください。
お米農家の玄米粉
岡元農場の「お米農家の玄米粉」もその「厳選プレミアム米(特別栽培米)」からできており、普通の米粉と比べ玄米からできているため食物繊維、ビタミン、ミネラル等の栄養もとることができます。また、グルテンフリーなので、様々な料理にお使いいただき赤ちゃんにも安心して食べていただくことができます。
玄米粉はおかゆだけでなく、離乳食のとろみづけにもとても便利です。
なめらかな食感に仕上げることで、赤ちゃんも食べやすくなります。
下記では玄米粉を使った離乳食レシピ、玄米粉をおすすめる理由をご紹介しています。
下記オンラインショップにて、「厳選プレミアム米(特別栽培米)」、「お米農家の玄米粉」を取り扱っております。様々な規格で取り揃えておりますので、ぜひのぞいて行ってみてください♪
また、ご不明な点、ご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
離乳食生活、赤ちゃんもママ・パパも一緒に楽しみましょう!