H29年5月8日
福岡小学校5年生田植体験
先週はここで泥遊びをしました。
きょうは田植え。
田植えはお米(食べ物)を作る大切な仕事です。
絶好の田植日和☀
あいさつから始まりました。
手で植える時は、はじめに枠でしるしをつけます。
岡元「やってみたい人!」
子供たち「はい!はい!はい!はい!」
元気よく8人もの男子が手を挙げてくれました。
4人ずつ交代で枠転がし…(思ったよりまっすぐすすむのが難しい)なんとか準備はできました。
では、植えかたです。
「3本の苗を根っこごととって、深すぎず浅すぎずしっかりと植えてやります。
植えるところは足で踏まないように気を付けて、一人3列植えます。」
ヒルがこわくて中々足を踏み入れない子も、自分のところだけうえてないのをみるとやるしかない
と、恐る恐る入って植え始めました。
「がんばれー!」
何とかやっているうちに早い子はどんどん遅い子を手伝ってくれて、無事に植えられました。
残り半分は、田植機で植えるのを見てもらいます。
30人以上で40分ほどかかった面積を、田植機は5分もかからない間に植えてしまいました。
特別に数名の子供が田植え機に乗せてもらえました。
そして、田植機が田んぼから上がった後、機械をじっくりみてもらいました。
体験だけではなくて、こんなすごい機械を作る仕事もある。人のために便利で役に立つ仕事もある。そんな事も知ってもらえたらうれしいとおもうのです。
終わった後に感想もきかせてもらいました。
「田植機はすごい機械だと思いました。」
「手で植えるのは大変な仕事だと思いました。」
そして、こちらからも
「今日はお米の仕事でしたけど、みんなが食べているものは必ずだれかが一生懸命に働いて作ってくれた食べ物です。野菜も肉も魚も。給食の時間も家でご飯を食べる時もそのことを思い出して大切に食べてほしいと思います。」
あたりまえに食べ物がある日本で、この子供たちがどれだけこの言葉を感じてくれるかわからないけれど、伝えて続けていきたいと思います。
ありがとうございました!
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。