石川県も緊急事態宣言となりましたが、
農作物を生産している私どもは繁忙期最中で、粛々と米の作付け作業を進めております。
食糧は命の源ですからね。
やはり世の中がかわっても生きていくために食糧生産は必須です。
コロナになって、本当に世の中が一変しました。
本当に必要なこと、大切なことを考える機会にもなりましたね。
お出かけも旅行も難しくなり、おうち時間が増えました。
今は季節もよく、家庭菜園やガーデニングを始められる方も多くなりましたね。
苗を買ってくるのはとても効率がいいですが、
時間がある今だから種まきからからはじめるのもいい機会です。
作物を育てて本当に感動するのは、種ができるしくみ。
どんな植物もはじめからDNAが内蔵されていること。
当たり前のようですが、すごいことです。
お米もその一つです。
もみ殻がついたままで保存しておけば、種として命を保っていること。
そして、たった一粒の種から何百倍もに増えて、食糧となるしくみ。
神様がつくられた方法は、本当に偉大だと感動します。
「雨や雪が天から降って元に戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種まくものには種を与え、食べるものにはパンを与える。旧約聖書イザヤ書55:10」
さて、この時期、お米農家おかもとが、とても心配になること、そして忍耐を要することの一つ、直播の成長。
田植前に、お米の種を直接田んぼにまく栽培です。
上の写真は
4月22日に圃場に播種済みの5種ですが、5月6日現在に圃場からとった種の画像です。
たしかに発芽していますが、まだしばらく時間がかかりそうです。
「あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。新約聖書ヘブル10:36」
「兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は、大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨が降るまで、耐え忍んで待っています。あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからです。新約聖書ヤコブの手紙5:7-8」
収穫まで祈りつつ、心を強くして待ちたいと思います。
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。