6月17日木曜日。
今年も5年生がひゃくまん穀の田植えあとの観察にやってきました。
まじまじと田んぼを見ては、
「これなんだ?」「それは?」謎の生物に夢中です。
「ヤゴのぬけがらもある!!」
まるで、田んぼより?生き物観察のようです。(笑)
「ヤゴってもういる?」
はい!います。います。(笑)
まだ夏前ですが、もう田んぼにトンボはいるんです。
岡元農場の田んぼにはトンボもカブトエビもシラサギもたくさんいます。
スケッチノートを持ってきているので、田んぼの周りに腰を下ろして黙々と描いている子たちも。
先生「稲がないところがありますけど、どうしてでしょう?」
岡元「植えた時はありましたよね?」
先生「ありました」
岡元「根っこがしっかり土と密着してなかったのかな。たぶん。表面には苗の葉っぱが見えていたのに、根っこはしっかり根付かず、育たなかったってことです。」
先生「あああーー。そうなんですね。」
岡元「雨や風のときに、しっかり根付いていないと倒れてしまい、残念ながら成長できません。」
「人間も同じですね」
先生「ほんとにそうですねーー」
岡元「私たちも見えないところ大切にしたいですね。」
自分で話しながら、すっごく教えられた時間でした。
「わたしたちは見えるものにではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。(聖書)」
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。