こんにちは。
毎度毎度のことですが、10月になってもう後半です(;^_^
秋といえば実りの秋。収穫の秋。ということで、加賀丸いものお問い合わせが増えています。
ありがたいことで、そろそろご予約も承るじきですが、加賀丸いもの収穫は11月から本格的にはじまります。
収穫した丸いもを、まず乾かしてから泥を落としたりひげ根をきれいにカットしたりして、大きさ形ごとに選別して出荷となりますので、2-3週間かかります。ほとんど手作業で地味な作業が続きますが、一つのたねいもからとれるのは、たった一つの丸いも。
一つ一つ心を込めて、皆様にお届けできるように準備をしていますので、今しばらくお待ちください。
それで、10月前半までは今年の加賀丸いもの収穫を待ちながら、来年の畑の準備をします。
今年の畑は、来年加賀丸いもを作りません。いえ、作れないのです。
加賀丸いもはごく限られた圃場でのみ栽培できる希少野菜なのですが、その限られた圃場で、かつ連作ができません。一年つくったら、その後2年は休ませないといけないんです。それは、この芋が、それだけ地力を使うということなのです。
そして、この加賀丸いもの畑は高畝式で、10月上旬までの良く乾いた土の状態で作る畝がとても重要なのです。
10月も下旬になると、気温が下がり土は乾かなくなるのです。湿り気が多いと高くやわらかい畝を作るのは難しいのです。
そして、今年の加賀丸いもを掘り起こす前に、まず枯れた茎葉をとって、支柱を外し、畑から運び出す必要があります。
それから除草。やっとその後に収穫(芋ほり)に取り掛かれます。
ということで、この時期はまだ加賀まるいもの大切な畝づくりに精をだしています。
出荷準備とご予約もはじめますので、よろしくお願いいたします。
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。