さてさて、田んぼが一段落のこの時期はいよいよ「加賀丸いも」が発芽期にはいります。
3月に植えつけた種いもちゃんが、土の中でモゾモゾ動き出しております。
ということで、男性陣はせっせと支柱たて作業。
種いもは約3万個、支柱は約1万3千本。
数日前に畝上に配り終えた支柱を一本一本手で、腕で、肩でしっかりとさします。この作業もかなりの重労働です。今はまだ発芽前ですが、発芽して、ツルが伸び葉が茂ったときに、台風が来ても倒れないように畝にしっかりと固定されるようにします。
ここは加賀平野ではありますが、加賀丸いも栽培の特徴でもある高畝で小さな山を再現。
しっかりと支柱を立てて台風が来ても倒れないように紐をはり蔓をはわせます。
これから一斉に発芽すると同時に誘引作業がはじまります。
元気に発芽して育ってほしい、秋の収穫をイメージして祈りつつ進めています。
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。