今日は加賀丸いも栽培の秘密兵器「トレンチャー」の点検整備オイル交換をした。
この機械の開発でここ石川県能美市での加賀丸いも栽培が飛躍的に進んだのです。
高畝栽培にするために、このトレンチャーはとても重要な仕事をしてくれる。
現在は加賀丸いも栽培にはなくてはならない存在。
しかし、残念ながら現在は製造販売されていないので壊れたら大変。
部品の在庫もほとんどが入手不可になっています。
生産者がどんどん減っているので仕方ないのですが、希少なのは丸いもだけではなく生産者やこの機械もまさに絶滅危惧種という状況。
なので、小まめに手入れして大切に大切に使っています。ちょっとでもおかしいなと思ったらすぐに細部をチェックします。
修復不可能などという事には絶対にならないように。
農機具はただでさえ費用がかかるけれど、この機械はお金をかけても存続できなくなる危機感があります。
いつまでもってくれるのか、機械にもとても気を使っています。。。
チェーンにもオイルたっぷりかけて準備オッケー。
後は芋田が乾くのを待つのみ。
11月の芋堀の前に来年栽培するための圃場準備が10月に行われるのです。
要するに、今期と来期の栽培期間が被るということなのですが…
詳しくは、加賀丸いもの栽培期間についてまたの機会に。
*追記 2018/05/16 masako
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。