今日は悔しい想いで過ごした。
新しい試みで取り組んだ白マルチの加賀丸いも栽培。
なかなか晴れない秋の天候の中で、やっと畝を作り整えた来年用のいも畑。
強風で飛ばされないように上に土をかけ
ノブおっちゃん、力さん、会長のシニアトリオ。
もちろん雅子もジュンコも総出。
スタッフ一同、10日以上かけて来年の丸いものために作り上げた大切な畝が・・・・。
10月22日の台風21号の被害を受けて、、、
こんな状態に。
手取川の排水が悪く、その支川である西川も水が滞り長時間畑が水に浸かったままになったせいで崩落、、、。
あれから二か月、やっと現実を受け入れることができました。
このままではだめ。
ということで、来春に賭けてみました。
せっかく購入した新品マルチを撤収し、この畝を崩して整地。
春に再び畝を立てます!
新しい希望をもって、喜んで。
ということで、本日マキちゃんが頑張ってくれました。
悔しい思いをバネに来年に向けてふたりでマルチをはがしました。
親友のふっさんにマルチ巻き機を貸していただきました、ありがとう。
とにかくとにかく、すねてないで落ち込んでないで前に進みます。
いつまで丸いも栽培できるのか分かりませんが、来年もたくさん作られるように。
私たちの加賀丸いもを待っててくださる人たちのためにも労力を惜しみません。
残り12本分は明日すべて撤収します。
明後日には整地します。
こんなひどい年は初めて。
私から田んぼや畑、納屋の設備や機械、全てのものを何者かに奪われてしまうのではないかという不安感。
台風や突風で納屋やライスセンターの屋根や瓦、外壁、窓ガラスなども被害受けたし。
一部雨も中に入り込んでしまったり。
それでもとある先輩の言葉を胸に。
「災害なんて笑い飛ばしてこそ真の百姓や!」
ということで岡元農場は明日も笑って過ごします。
私たち岡元農場を支えてくださってる皆さんの笑顔のためにも。
そう、あなたのためにも。
ここまで読んでくださってありがとう。
Nice Rice de Smile!
そして
Nice Choice de Smile!
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。