和菓子に使われる「加賀丸いも」はとろろと並んで王道です。丸いもは山の芋ですから。
でも、もっと皆さんに希少なこの「加賀丸いも」に親しんでいただきたい。。生産者として、「加賀丸いも」をもっと多くの方々に知ってもらいたい!食べてもらいたい!という思いがいっぱいの(自称)丸いもバカのおかもとです。(笑)
それで、いろいろと妄想していたうちの一つが、やはりスイーツです。でも、丸いもはくせのある食材。その道には無知に等しい私達には遠い道のりのように思えました。「いつかアイスクリームやジェラートにできたらいいなぁ。」と、漠然と想い描いていました。
あれから何年経ったでしょう。。
不思議なことにご縁あって昨年、私どもの「加賀丸いも」サンプルを能登ミルク様にお渡しいたしました。能登ミルクさんと言えば若きジェラートマエストロの実力者のお店です。
サンプルをお届けしてから、半年以上連絡が途絶えていたので、やっぱり無理なのかなぁと半ばあきらめかけていました。
が、その後もたびたびの試作を重ねてくださり、ついに10月18日。
「加賀丸いもジェラートできました!明日から販売します!」とのご連絡をいただきました!
「やったー!(涙)できたんだー!(涙)」
という事で、翌日すっ飛んで能登ミルクさんに伺いました。(笑)
ネバネバの粘りが自慢の丸いもですが、想像を超えてあの独特の食感と風味が効いた、まさに「加賀丸いもジェラート」でした!
言葉にはできない不思議な食感は製造の工夫を伺って納得。
加賀丸いもファンはもちろん、唯一無二のオリジナルジェラートをお探しの方には是非食べていただきたい逸品です!
希少な加賀の伝統野菜と能登ミルクのコラボ、お楽しみください。(o^^o)
能登ミルクさんは、地元の食材を使ったミルクジェラートの種類が豊富で、年中旅行者の方々で大人気です。土日祝日は行列になるのでお時間に余裕をもっていかれる事をおすすめします。
能登ミルク: 石川県七尾市和倉町 ワ部13−6
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。