春分が過ぎました。
卒業シーズンですね。別れと出逢い、新しい扉が開かれるこの季節、わくわくする季節です。
この春、新たな門出を迎える皆様に心からお祝い申し上げます!
我が家の長男もこの春ついに大学を卒業します!
思い返せば4年前、後期試験の発表をみてあわててアパート探しにいきましたし、次の週に引っ越しも済ませました。
まるで、ついこの前だったように思いますが、過ぎてみれば確かに4年間いろんなことがありました。
そして、いよいよ社会人としての生活が始まります!
子供は親離れ、親は子離れ。一年一年いえ一日一日進んでいきますね。
私もここまで母親業をなんとかやってきて、実に22年間学ぶことは多かったです。
子供たちは一日一日確実に離れていきます。寂しいようにも感じるけど、とても嬉しいこと。
ここまできて思い返せば「足りなかったなー」と思う事もおおくて悔しい思いもするけれど、若いころは毎日精一杯やっていたはず。
時間はもどせないし仕方がありません。親と言っても完ぺきにはいかない。子供もそんな親を見てたくさん学んだことでしょう。
完ぺきな親どころか、足りないだらけの親であっただろうけど、慣れない農作業も家事も、精一杯のことを毎日家族のためにやってきました。
今の日本は忙しくて便利な時代だから、作らなくても食べ物はあふれていますが、
毎日、当たり前のように子供たちと一緒に話しながら食事する時間は永遠には続かない。
当たり前のことだけど、子育て真っ最中の時はそこまで考えることもあまりなくて…気が付くときにはもうそんな時間は終わってしまうのです。
彼らが自分の家で家族と暖かい食事、そう、ごちそうではなくても家で作ってたべる我が家だけの「おうちごはん」(会話も含めて)をしたことが、なにより彼らの心も体も育てたことでしょう。そうであってほしいと願います。
麺類やパンももちろん食べましたけど、やっぱり必ず毎日食べるのは「お米」でした。
うちのお米で、健やかにたくましく育ち立派な大人になった息子の姿をみて、感謝せずにはいられません。(米農家でよかった!笑)
明日はそんな彼の卒業式。これまでの子育ての集大成。ご褒美だと思って出席させていただきます。
我が愛する息子よありがとう♡そして「卒業おめでとう!」
江戸時代から続く米農家で、現在は岡元豊が代表を務めています。
家族経営から平成7年3月に法人化し、有限会社 岡元農場を設立。
現在は、スタッフ5名(うち家族3人)で耕作面積35ヘクタール、主に水稲と地域の特産品である山の芋(加賀丸いも)を栽培する複合経営です。ホームページの情報更新は、主に代表の岡元豊と妻の雅子が行っています。