第51回日本農業賞大賞農林水産大臣賞受賞にあたりご報告申し上げます。
【日本農業賞とは】
※日本農業賞とは、NHKとJA全中、JA都道府県中央会が主催して、日本農業の確立をめざし、意欲的に経営や技術の改革にとりくみ、地域社会の発展にも貢献している農業者と営農集団を表彰する取り組み。1971年から、年1回開催されている。
令和4年1月31日に発表された通り、日本農業賞の中でも、一番トップの3者に選ばれ「大賞」を授賞という、弊社のような小さな農場が、はからずもこのような栄誉ある賞を受けることになり感激でいっぱいであります。
上記授賞にあわせて、農林水産大臣賞も授賞(水稲および加賀丸いも)させていただきましたことをご報告申し上げます。
これまでご支援いただいた皆さまをはじめ、推薦頂いたJA石川県中央会・石川県南加賀農林事務所の皆様に心よりお礼申し上げます。
そして、日々農業に従事し、地元石川県で、互いに切磋琢磨してくださる農家仲間のみなさまにも本当に感謝しています。
【審査として】
- 会社全体として改善意識を持ち経営改革を進め、高い収益性を実現
- GI登録をはじめとした、伝統的な地域特産品「加賀丸いも」産地の維持・発展への貢献
- 女性の活躍(消費者目線を大切にした商品づくりとファンづくり)
- 未来に種をまく取り組み(食育活動、環境保全への取り組み)
この4点が評価いただけたようです。
↓岡元農場での現地審査時の写真(審査員の皆さまと農場主)岡元農場ライスセンター前
以下は追記です。(2022.6.20)
詳しい審査講評は「盛田清秀委員長」↓記事でも紹介されています。
★参照「日本農業のトップランナーたち」(全国農業協同組合中央会発行)
【以下の記事を抜粋しました】
*稲作を主力としつつ、栽培の難しい「加賀丸いも」産地を維持していること
*加賀丸いものブランド化(GI認証)や、全国に販路拡大していること
*ネット販売・直売所を建設し、販売発送拠点を設けている
等々の理由から
①.出荷組織の一元化 ②.栽培方法の改善 ③.新規栽培者の勧誘拡大
などの取り組みをリードすることで、産地の維持・発展を図り、地域農業の振興に貢献してきたことが高く評価された。
「感謝の言葉」
全ては私共のものでなく、ご愛顧いただいている皆様との成果であり喜びであると感謝しています。
また誰一人何一つとして欠けていたならば届くこともなかったと思います。
さて、今回この栄誉ある賞をいただきましたが、これを新たな出発としてまた初心に戻り、精進していく所存であります。
まだまだ発展途上中で何かを達成したわけではございません。
今までと変わらず「私たちは楽しさ広がる農の世界を創造し人々の豊かな生活に貢献します。」
皆様どうか今後とも、ご指導ご鞭撻をお願いしまして、私のあいさつにかえさせていただきたいと思います。
2022年2月1日
有限会社 岡元農場 岡元 豊
「涙とともに蒔く者は、喜び踊り刈り取ろう。種入れを抱え泣きながら出ていく者は、束を抱え喜び叫びながら帰ってくる。聖書(詩篇126:5-6)
Praise the Lord!!!」